ChatGPT×Makeで「問い合わせ自動返信ボット」を作る方法

AI×ノーコード

「クライアントからの問い合わせ対応に時間を取られている」「返信が遅れてクライアントに迷惑をかけてしまった」

問い合わせ対応を自動化できれば、副業の作業時間を大幅に削減できます。この記事ではChatGPTとMakeを組み合わせて、問い合わせに自動返信するボットを作る方法を解説します。

この記事でわかることは以下の3点です。

  • ChatGPT×Makeで自動返信ボットを作る仕組み
  • 具体的な構築手順
  • 副業での活用方法と収益化の方法

プログラミング不要・無料プランでも始められます。


自動返信ボットの仕組み

全体の流れ

① クライアントが問い合わせフォームに入力
 ↓
② Makeが問い合わせ内容を検知
 ↓
③ ChatGPT APIが返信文を自動生成
 ↓
④ Gmailから自動返信メールを送信
 ↓
⑤ Notionに問い合わせ内容を自動記録

この仕組みを一度作れば、24時間365日自動で問い合わせに対応できます。

必要なツール

ツール用途料金
Make自動化の司令塔無料プランあり
ChatGPT API返信文の自動生成従量課金(安価)
Googleフォーム問い合わせフォーム無料
Gmail自動返信メール送信無料
Notion問い合わせ内容の記録無料

事前準備

① Makeに無料登録する

make.com にアクセスして無料登録します。メールアドレスとパスワードだけで登録できます。

② OpenAI APIキーを取得する

ChatGPT APIを使うにはOpenAIのAPIキーが必要です。

  1. platform.openai.com にアクセス
  2. アカウント登録(Googleアカウントでも可)
  3. 右上のメニュー「API keys」をクリック
  4. 「Create new secret key」をクリック
  5. 表示されたAPIキーをコピーしてメモ

料金について OpenAI APIは従量課金制です。GPT-3.5-turboを使えば1回の返信生成コストは約0.1〜0.3円です。月100件の問い合わせでも10〜30円程度です。

③ Googleフォームで問い合わせフォームを作る

  1. Googleドライブを開く
  2. 「新規」→「Googleフォーム」を選択
  3. 以下の項目を追加する
項目名形式
お名前短文テキスト
メールアドレス短文テキスト
お問い合わせ内容長文テキスト
  1. フォームを公開してURLをコピーしておく

Makeでシナリオを構築する手順

ステップ①:新規シナリオを作成

  1. Makeにログイン
  2. 左メニュー「シナリオ」→「新しいシナリオを作成」
  3. 「+」ボタンをクリックしてモジュールを追加

ステップ②:Googleフォームのトリガーを設定

  1. 検索欄に「Google Forms」と入力
  2. 「Watch Responses」を選択
  3. Googleアカウントと連携
  4. 先ほど作成したフォームを選択

これでフォームに回答があるたびにMakeが自動で動き始めます。

ステップ③:ChatGPT APIで返信文を生成

  1. 「+」をクリックして新しいモジュールを追加
  2. 検索欄に「OpenAI」と入力
  3. 「Create a Completion」を選択
  4. APIキーを入力して連携
  5. 以下のプロンプトを設定する
あなたは丁寧なカスタマーサポート担当者です。
以下の問い合わせに対して、日本語で丁寧な返信文を作成してください。

送信者名:{{1.name}}
問い合わせ内容:{{1.inquiry}}

返信文の条件:
・200字程度でまとめる
・必ず確認した旨を伝える
・対応までの目安時間(24時間以内)を伝える
・丁寧な敬語を使う

ステップ④:Gmailで自動返信メールを送信

  1. 「+」をクリックして新しいモジュールを追加
  2. 検索欄に「Gmail」と入力
  3. 「Send an Email」を選択
  4. Gmailアカウントと連携
  5. 以下を設定する
項目設定内容
To{{1.email}}(フォームのメールアドレス)
Subject【自動返信】お問い合わせありがとうございます
Content{{3.choices[].message.content}}(ChatGPTの返信文)

ステップ⑤:Notionに問い合わせ内容を記録

  1. 「+」をクリックして新しいモジュールを追加
  2. 検索欄に「Notion」と入力
  3. 「Create a Database Item」を選択
  4. Notionアカウントと連携
  5. 問い合わせ管理データベースを選択
  6. 以下を設定する
NotionのプロパティMakeの変数
名前{{1.name}}
メール{{1.email}}
内容{{1.inquiry}}
日時{{now}}
ステータス「未対応」(固定値)

ステップ⑥:シナリオをテストして有効化

  1. 画面下部の「Run once」をクリック
  2. テスト用にフォームを送信
  3. 自動返信メールが届くか確認
  4. Notionに記録されているか確認
  5. 問題なければ「Scheduling」をオンにして有効化

副業での活用方法

活用方法①:自分の副業の問い合わせを自動化

自分のWebサイトやポートフォリオサイトの問い合わせフォームにこの仕組みを導入します。クライアントからの問い合わせに24時間自動対応できるようになります。

活用方法②:クライアントへの提案案件として受注

「問い合わせ対応を自動化したい」という中小企業や個人事業主に提案できます。

提案できるクライアントの例

  • 問い合わせが多い飲食店・サロン
  • ECサイト運営者
  • 士業(税理士・弁護士等)の事務所
  • 不動産会社

受注単価の目安

  • 構築費用:3万〜10万円
  • 月額保守費用:5,000円〜2万円

一度構築すれば毎月保守費用が入り続けるストック型収益になります。

活用方法③:さらに高度な自動化に発展させる

基本の仕組みができたら以下の機能を追加して高単価化できます。

追加できる機能例

  • 問い合わせ内容をカテゴリー別に自動振り分け
  • 緊急度の高い問い合わせをSlackに通知
  • よくある質問には定型文で即時返信
  • 対応完了時にクライアントへ自動通知

よくある質問

ChatGPT APIとChatGPT Plusは違うの?

ChatGPT Plusは月額20ドルのサブスクリプションで、ChatGPTのWebサービスを使う料金です。ChatGPT APIは別料金で、プログラムからChatGPTの機能を呼び出すための従量課金サービスです。今回使うのはAPIです。

Makeの無料プランで使える?

基本的な構成であれば無料プランで動かせます。ただし月1,000回の実行制限があります。問い合わせが月1,000件を超えてきたら有料プランへの移行を検討してください。

エラーが出て動かない場合は?

エラーメッセージをClaudeかChatGPTに貼り付けて「このMakeのエラーを解決して」と聞くと、ほとんどの場合すぐに解決策が得られます。


まとめ

ChatGPT×Makeで問い合わせ自動返信ボットを作るポイントを3つにまとめます。

  • Googleフォーム→Make→ChatGPT API→Gmailの順に連携する
  • Notionと連携して問い合わせを自動記録する
  • 基本構成ができたら機能を追加して高単価化する

今日やること:Makeに無料登録してOpenAI APIキーを取得する。

準備ができれば今日中に自動返信ボットの基本形が完成します。

次のステップとして以下の記事も参考にしてください。

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